![]() などと言ってる間に炎に囲まれてしまいました… 赤萃香「ハ、早ク逃ゲヨウヨォ…」 小悪魔「だ、駄目です!こっちにも火が…」 妹紅「何て火の回りの速さだ…」 ![]() 小悪魔「メイド長!…もうっ…咲夜さん、咲夜さんってば!」 咲夜「何よ…私は今お仕置き方法を考えるので忙しいのよ!」 小悪魔「何言ってるんですか!?早く逃げないと丸焼けになっちゃいますって!!」 咲夜「丸?…そういえばさっきから妙に煙たいわね………って!!!」 ![]() 咲夜に再びアフロの危機が! レミリア「さくやーお茶はまだかし…プッ…」 美鈴「咲夜さーん、こっちも磨いておいてくださいね〜」 小悪魔「アフ…じゃなくてメイド長〜」 ぐ〜るぐ〜る… ![]() 数刻前の妄想が鮮明に蘇る… 咲夜「火…燃える…髪の毛が…チリチリに…これが私の運命なのでしょうか?お嬢様あ…」 ![]() 咲夜「ああ…もう駄目…」 妹紅「お、おい…しっかりしろ!煙を吸いすぎたか!?」 咲夜「ウフフ…そんな事になるくらいなら…いっそ美しく散りたい…」 妹紅「なに馬鹿な事言ってるんだ!」 ![]() 咲夜「私なんだか疲れちゃった…」 妹紅「ああっ!コラっ!目を閉じるな!くそっ…どうすれば…」 小悪魔「コホコホ…わ、私も…少し…煙を吸い…ケホッ…」 美鈴「あああ!ちょっとよそ見してた間に大変な事になってるー!」 ![]() 美鈴「早く水をッ…いやそんな暇は無いっ!」 言うか言わないかの内に壁がブチ抜かれていました 美鈴「咲夜さんっ!今行きます!!」 ![]() ドゴーン! 赤萃香「キャー!壁ガ崩レター!!」 妹紅「…いや、待て!アレは…」 小悪魔「ああっ!美鈴さんっ!!こ、こっちです〜!」 ![]() 美鈴「咲夜さんっ!咲夜さんっ!!…駄目だ、完全にノビてるな…」 咲夜「うーん…うーん…髪の毛が…」 美鈴「…大丈夫、私が付いてますよ」 ![]() 美鈴「おい!そこのお前!!」 妹紅「は、ハイッ!!」 美鈴「ボサッとしてないでちょっと足の方持って!」 妹紅「え、ああ…」 美鈴「この人見かけによらず結構お…おっと今のは聞かなかったことに…いいな!」 妹紅「お…おう…」 ![]() 小悪魔「みなさん、急いでください!」 妹紅「今度こそ建物ごと崩れるぞッ!」 美鈴「こっちだ!私の後に続け!」 ![]() 美鈴「ふう…危機一髪だったな…」 妹紅「全くだ…もう少しでこんがりローストチキンになるところだったぞ…」 小悪魔「危なかったですね…美鈴さんが来てくれなかったらと思うとゾッとしますよ」 ![]() 妹紅「そら、よく見るんだ…自分が何をしたかをな…」 黒萃香「いや、だからアッシはただ、火を…」 妹紅「言い訳無用。ちゃんと反省しなさい!」 黒萃香「…燃える…家が燃える…」 ![]() 黄萃香「…!開放要求!!」 赤萃香「ヲヲ!ココカラダトパンツ丸見エジャナイカ!ハズカシィ〜…」 黒萃香「何をぅ…自分で自分の見てる様なもんじゃねえかい」 ![]() 妹紅「それはさておき、だ!」 赤萃香「?」 妹紅「どうやらあの人が例の美人の様だなあ」 赤萃香「アア、ソウイエバソウミタイダネ」 ![]() 美鈴「咲夜さん!咲夜さんっ!目を開けて下さい!」 妹紅「う〜む、噂に違わぬ美人っぷり!そしてあのプロポーション…完璧ダ!」 美鈴「くそっ、こんな時どうしたら…そうだ!人工呼吸を…」 赤萃香「頭ノ方ハ残念ソウダケドネ」 ![]() 美鈴「すぅーっ、はぁ〜、良し!それじゃいただ…じゃなくて失礼します」 妹紅「あー、これこれ。気合入ってる所スマナイけど…」 美鈴「何だ?まだ居たのか…私は咲夜さんを介抱するのに忙しいんだ!」 妹紅「それは溺れた時にする事だと思うぞ?」 美鈴「ハッ!そうか…」 妹紅「それに、ちょっと気を失ってるだけみたいだし…すぐに目を覚ますんじゃないか?」 ![]() 咲夜「…う〜ん…う〜ん…私は貝…真珠貝…」 妹紅「あらら…まださっきの事を引きずってるのか?」 小悪魔「何だか今日のメイド長はヘンです…」 美鈴「何か自分の殻に閉じこもってるみたいなんだが…」 黄萃香「我妙案有!一石二鳥!!」 妹紅「…ふんふん…なるほど!そりゃあ良いな!」 ![]() 水音… 暗い、光の無い世界で唯一つ響く物 それは誰かの涙 ![]() ここは咲夜の閉ざされた心のセカイ… プライベートスクエウェア 咲夜「…ぐすっ………もう嫌…」 ![]() 咲夜「美人だって認められなかったし、髪の毛だってアフロになっちゃっただろうし、胸だってまだ…」 うじうじ… 咲夜「…そうよ…私なんかあの門番に比べたら…いっそあの子がメイド長でも何でもすればいいのよ………」 ![]() 声「そんな事は無い!さあ、もっと自分に自信をもって!!」 咲夜「………だれ?私のことは放っておいて…」 声「ほら、聞こえないのかい?みんなの呼ぶ声が…」 咲夜「…声?みんな?」 声「君の事を必要としている人たちの声だよ。さあ…手を取って…」 咲夜「………私…」 差し伸べられた手に触れる。 ![]() 咲夜「………ん…夢?」 どうやら気が付いたようです。 咲夜「私、一体…どうしてこんな所で寝てたのかしら…?」 ![]() 咲夜「…よっこい瀟洒、っと」 身を起こした咲夜の視界に衝撃的な光景が飛び込んで来ました… 咲夜「な、あ、アアッー!!も、門が!!!開いていらっしゃる!!」 ![]() 咲夜「何で?どうして?Why?」 咲夜のあたまはこんらんした! 咲夜「私は…そうよ!まだ開けて無いわよ!」 …どうやら都合の悪い記憶が抜け落ちてる様子です。 ![]() 妹紅「よっ!お目覚めですか?び…クスッ…美人様っ!」 咲夜「ふぇっ!!!?」 妹紅「憎いねぇこのプッ…ク…よっ!幻想郷一!!」 咲夜「え、と?さっきから何を…?」 ![]() 妹紅「何を?って、お前さんこそ何を言ってるんだい?」 咲夜「だって、何かさっきから私がび…アレを開けたような事言ってるから…」 妹紅「なんだなんだ〜?覚えてないのかいセニョリータ?」 咲夜「それがさっぱり…」 妹紅「OH!ナンテコッタイ!でも本当なんだよ〜」 ![]() 咲夜「…あなたたち…何か私に隠してない?」 赤萃香「ベ、別ニ何モ…」 咲夜「…本当に?」 妹紅「本当だって!なあ!」 咲夜「本当の本当に?」 ![]() 赤萃香「本当ノ本当ダヨ…」 咲夜「本当の本当の本当に?」 妹紅「だから…」 そんなやり取りを遠くから眺める影二つ 小悪魔「どうやら上手く誤魔化せそうですね」 美鈴「本当は私が開けたんだけど…機嫌良さそうだし知らぬがなんとやら、か」 ![]() 咲夜「そう…やっぱりそうなのね…」 妹紅「そうそう、ようやく納得してくれたか!」 咲夜「それじゃさっさと先に進むわよ!さあ、みんな私についていらっしゃい!!」 妹紅「(なんと分かりやすい…)はいはーい!」 ![]() 妹紅「そいじゃ皆さん行きますかーっと、どうした?」 赤萃香「ネエ、ソウイエバサア…」 妹紅「何だ?忘れ物でもしたのか?」 赤萃香「籠ハ?」 妹紅「籠?」 ![]() 赤萃香「幽々子ガ何処ニモ見当タラナインダヨ…」 黄萃香「行方不明!失踪拉致監禁!」 妹紅「そう言われれば…確か咲夜が子守してたよな…」 ![]() 赤萃香「早ク探サナイト!何処ニ置イテキタカ聞コ…ムグッ…」 妹紅「ちょ、ちょっと待て!」 黒萃香「あ、アネさん…何で止めるんでぇ?」 ![]() 妹紅「何でも何も、みんな見てる中でアイツが連れてた幽々子が居なくなる筈無いだろう?」 赤萃香「エ?エ?デモ居ナクナッタヨ?」 妹紅「だーかーらー、居なくなったと分かれば嘘がバレちゃうじゃないか…」 赤萃香「アア!ソウカ…」 妹紅「見ろ、あの上機嫌っぷり…今更本当の事なんか言えないって」 赤萃香「ウウ…確カニ…」 ![]() 妹紅「いいか、この事はアイツには絶対内緒だからな」 赤萃香「デモ、ソレジャ幽々子ハドウスルノ?」 妹紅「みんな、空を見るんだ…幽々子はね、お星さまになったんだよ…」 ![]() 赤萃香「ソレッテドウイウ意…マサカ!」 妹紅「そう、残念だけど諦めて進むしかないんだよ」 黒萃香「なんでえなんでえ!アネさんの薄情者ー!」 赤萃香「見捨テルナンテ…本気デ言ッテルノ!?」 黄萃香「断固反対!捜索願!」 ![]() 妹紅「なあ、あんまり無理言わないでくれよ…私達は急いでるんだろう?」 赤萃香「ソレハソウダケド…デモ…」 黒萃香「アネさんの分からず屋ー!鬼!悪魔!!」 妹紅「鬼はお前たちだろ?それに一人だけでも辿り付かせようって皆で決めたじゃないか!」 赤萃香「………」 妹紅「今回の囮役がたまたま幽々子だった、って割り切らないと、な?」 ![]() ここで、少し時間は遡って半刻ほど前 妹紅達が鍵を探している間、幽々子の身に何が起こったかをご覧頂こう。 まずはこちらの映像に注目して欲しい 画面右手の奥に、なにやら怪しい人影が見えるのがお分かりになるだろうか 咲夜達の様子を伺っているこの人物達、一体何者であろうか!? ![]() 〜CM 咲夜達の様子を伺っているこの人物達、一体何者であろうか!? 帽子の形をご覧頂きたい ではもう一度ご覧頂こう お解り頂けただろうか? ![]() リリカ「見つけたね!」 ルナサ「しかも仲間の姿が見当たらない。これはチャンス」 メルラン「でも、また怖い目に会うかも?」 リリカ「うぇ〜」 ![]() ルナサ「怖いのはもう嫌ね…さて、どうしたものか」 リリカ「姉さん…それは一体?」 メルラン「目には目を、怖い顔には怖いメイクよ!」 リリカ「怖いと言うかキモイよ…」 ![]() ルナサ「ま、まあ待ちなさい…」 メルラン「何で止めるのよ?姉さんがやりたいの?」 ルナサ「ほら、誰か来た…」 ![]() 小悪魔「あれ?こんな所に何故メイド長が…あのー?」 咲夜「………」 小悪魔「もしもーし…あっ!大変、何があったか分からないけど燃え尽きている…」 ![]() 小悪魔「と、とにかくこんな所において置く訳には…よいしょ、っと」 ルナサ「あの悪魔…アレも仲間なのか?」 メルラン「連れてかれちゃったわよ」 リリカ「ちぇっ、なんだぁ〜つまらないなぁ」 ![]() メルラン「で、これからどうしよっか?」 ルナサ「そうね…」 リリカ「ほら、姉さん達!アイツ等何か忘れてったわよ」 ![]() メルラン「籠?何が入ってるのかしら?」 リリカ「気になるねぇ」 ルナサ「良し、私が行って取ってくるわ」 メルラン「流石姉さん、危険を承知で行くのね」 リリカ「近づいた瞬間狙撃されたりして…」 ルナサ「不安になるような事を…とにかくここで待ってるのよ」 ![]() メルラン「何が出るかな何が出るかな〜♪っと」 リリカ「そういえばさっき会った時あんなの持ってたっけ?」 メルラン「気にしない気にしない」 ![]() ルナサ「お〜い、二人とも来てみて」 メルラン「あら?どうやら大丈夫みたいね」 リリカ「どれどれ?ちょっと、姉さん邪魔よ」 ![]() メルラン「…赤ちゃん?」 ルナサ「そうなのよ…何で紅い屋敷のメイドが連れてたのかしら?」 リリカ「…そうか!これは俗に言う隠し子ってヤツじゃない〜」 ルナサ「誰と誰の子よ…それより、誰かに似てると思わない?」 ![]() リリカ「確かに…う〜ん、誰だろねぇ?」 ぐううううぅぅぅぅ〜きゅるるるぅぅぅ〜〜〜… メルラン「わ!ビックリした!」 ルナサ「こ、このお腹の音は…」 リリカ「間違いないわ、あそこの亡霊姫…しかも似てるんじゃなくて本人だね!」 |