行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0851

妹紅「よし!もう少し近づいて様子を探ってみよう」
黄萃香「応!」
赤萃香「待ッテ!…誰カ出テクルヨ!」
妹紅「む,どこかへ出かけるつもりか?」
黒萃香「こいつぁ好都合じゃねえかよう!」
妹紅「ふむ,小屋を調べつつ待ち伏せるか…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0852

赤萃香「コンバンワ〜…誰モ居マセンネ,ット」

コソコソ…

妹紅「………ぷはっ!…ふう,キンチョーするなあ」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0853

赤萃香「ソレジャア,帰ッテ来ル前ニ…」
妹紅「だな.もしさっきの奴か鍵じゃなくても,何か分かるかもしれないからな」
黒萃香「それにしてもよう…」
黄萃香「悪趣味…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0854

妹紅「これは…仮面,か?これだけ並んでると確かに不気味だよな…」
赤萃香「キットサッキノ人ガ仮面マニアナンダヨ!」
妹紅「それにしても,変なのばっかりだな…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0855

赤萃香「ソレヨリ早ク調ベナイト…」
妹紅「そうだな,それじゃ私はあっちを見てくるよ」
黒萃香「しっかしろくな物がねえなあ」

ガチャガチャ…

声「あれ?私,鍵閉めたっけ…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0856

黒萃香「な,なんでえ,もう戻ってきやがったのかよう!」
黄萃香「退避!退避!」
妹紅「お,落ち着け!とりあえず皆,適当に隠れるんだ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0857

赤萃香「エーットエーット…此処デイイヤッ!」
黒萃香「隠れるってよう…おっ!」
黄萃香「死角発見!」
妹紅「私はー,っと…ここしかないか…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0858

各自,思い思いの場所に飛び込んだところでドアが開きました.

声「…あら?なーんだ…単に立付が悪いだけだったのね」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0859

美女?「そんな事より…どうしたものでしょうね…」

妹紅「(…何だ?何か持ってきたみたいだけど…)」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0860

美女?「えーっと,とりあえずお湯を沸かして…っと」

赤萃香「アッー!アレハ!!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0861

謎の美女?の腕には…なんと咲夜さんが抱きかかえられているではありませんか!

赤萃香「(大変!ツカマッチャッタンダ!)」
妹紅「(しょうがない奴だな…何とかして助け出さないと)」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0862

黒萃香「ムグムグ…全く,ン…だらしない,モグ…こいつぁうめぇなぁ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0863

黄萃香(作戦変更,全員集合!)」

コンコン…机の裏からかすかな振動が伝わってくる

黒萃香「(ンッガンッグ!…が,がってんだ)」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0864

赤萃香「(………今ダ!コッチヘ!)」
黒萃香「(おっ!合図だ!)」
黄萃香「(好機!)」

美女?「んっ?………気のせいかな?…それよりも,っと」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0865

黒萃香「さてよう,どうするんでい,あねさん?」
妹紅「…私が囮になる」
赤萃香「エッ!デモ…」
妹紅「大丈夫!その隙にアイツを助けてやってくれ!」
赤萃香「オオ…燃エテイルッ!」
黒萃香「あちちっ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0866

妹紅「そうだ,いい事思いついた!お前たちその仮面をよこせ」
赤萃香「着ケルノ?…」
妹紅「うむ!これで準備おっけーねだ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0867

妹紅「先手必勝だ!アチョー!!」
美女?「!!!な,何者っ…!?」
妹紅「不死身の殺人鬼だ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0868

もこう はパンチで こあくまをこうげき! 

妹紅「さあ,そいつを返して貰うぞ!!」
小悪魔「この人…狙いはメイド長!?」
黒萃香「(囮が目的をバラしちゃいけねえよなあ…)」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0869

赤萃香「ネエ!オ願イダカラ目ヲサマシテヨ!!」
咲夜「………」
黄萃香「精神的重傷…」
黒萃香「こうなったら…引き摺って連れていくしかねえみたいだなあ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0870

ぐーいぐーい…
ドスン!

赤萃香「キャ!」
黒萃香「お,思ったより重いじゃねえかよう…」
小悪魔「アッー!メイド長がっ!!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0871

妹紅「あちゃー,見事に顔面から落ちちゃってるな…」
小悪魔「だ,大丈夫かな…」

咲夜「…う,ん………っ?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0872

小悪魔「あっ,気が付いたみたいですね」
妹紅「何か顔が凄いことになってるぞ…」
咲夜「イタタ………えっと,あれ?私は一体何を…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0873

咲夜「ああ,そうか…私とした事が何たる失態…」

咲夜は反省している…

咲夜「そうよ!きっとあのサイズは前世紀の規格なのよ,うん」

訳ではないようだ.

妹紅「おい!大丈夫か!?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0874

小悪魔「お怪我はありませんか?メイド長」
妹紅「ほら,気が付いたならコイツを抑えるのを手伝ってくれ」

咲夜「!!!!!!!!!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0875

咲夜「イヤアアアアアアアアアアアーーーーーーー!!!!!」

小悪魔「わ,わ,わ…メ,メイド長!?」
妹紅「お,落ち着け!私だ!判らないのか!?」

ぴちゅーん!

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0876

妹紅「………ぜいぜい…な,なんとか落ち着いたみたいだな」
咲夜「なっ!あんた達がおかしな格好してたのがいけないんでしょう!」
小悪魔「そんな…酷いですよお…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0877

小悪魔「それより,はやく外して下さいよ…」
咲夜「はいはい.まあ,当てなかっただけマシだと思いなさいよ」
妹紅「え…?いや,私は当たったんだが…?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0878

咲夜「いいじゃないの少しぐらい…って!そうそう小悪魔がここに居るなら話が早いわ」
妹紅「何だ?知り合いだったのか,お前たち…」

かくがくしかじか
咲夜は小悪魔にこれまでの経緯を説明した

小悪魔「はあ,なるほど…それはいいのですが…」
咲夜「何よ?何か問題でも?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0879

小悪魔「お嬢様も心配ですけど,寝込んでるパチュリー様も気になるので…」
妹紅「パチュリーとな?それってさっき連れてきたアイツじゃないのか?」
咲夜「そうそう,その件ならもう大丈夫なのよ」
小悪魔「ほ,本当ですか!それでパチュリー様は今何処に!?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0880

妹紅「おお,そういえばいつの間にか居なくなって…」
咲夜「か,帰ったわ!そう!一人でね,先に帰ったのよ!!」
小悪魔「そうですか!」
赤萃香「(嘘ツイター!)」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0881

咲夜「そういうこと!それじゃ早くあの門を開けてちょうだい」
小悪魔「分かりました…では,美鈴さんを呼びに行きましょう!」
咲夜「め…今なんて?」
妹紅「ん?何だ,アンタが門を開く鍵の美女とやらじゃなかったのか?」
小悪魔「私が美女?嫌ですねえ,違いますよぉ!」
妹紅「むう…まあ,よく見りゃその羽とかが引っかかりそうだよな…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0882

小悪魔「美鈴さんは武術の達人で,スタイルなんかそれはもう抜群なんですよ〜!」
妹紅「ほほう!そこまで言われると,俄然会ってみるのが楽しみになって来たなあ〜.」
咲夜「!!!」

ピキピキ

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0883

咲夜「そうね…私も何だか楽しみになってきたわ…」
妹紅「???」
咲夜「フ…うふふ…いかに旧世代の代物とはいえ私よりあの子を良しとするなどと…」
妹紅「お,おい…何か怖いぞ…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0884

妹紅「なあ,アイツ何だか様子がおかしくないか?」
赤萃香「キットサッキノ事ガヨッポドショックダッタンダヨ…」
妹紅「ふむう…あんまり刺激する様な真似は止そうな…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0885

小悪魔「あ,あの…メイド長?どこか具合でも悪いんですか?」
咲夜「ねえ,鍵をかけて持場を離れるのは門番として有るまじき行為だと思わない?」
小悪魔「はあ…」
咲夜「そういう子には,少し御仕置きが必要だと思うのよね…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0886

美鈴「ま,参ったな…何だか出るに出られないどころか殺生な話に向かっている気がする…」
咲夜「さて,急いでる事だし見つけたら一思いに…ああ,でもそれじゃ御仕置きにならないし…ぶつぶつ…」
美鈴「ひゃー!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0887

妹紅「まったくもう…これなら倒れてて貰った方がマシだったかもしれないな…」
咲夜「…ああそうだ!水車に括り付けてぐるぐる回すのなんて良いかも知れないわね…ぶつぶつ…」
妹紅「こりゃ重傷だな」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0888

黄萃香「異臭感知…」
黒萃香「んっ?…くんくん,そういやぁ,さっきから何か変だと思ったら臭うじゃねえかよう!」
黄萃香「危険臭発生中?」
黒萃香「そういうのじゃなくてよう…ってかだんだんキツくなって来てねえかよう?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0889

黒萃香「…何かアネさんの方が怪しい気がしねえかい?」
赤萃香「ドレドレ…チョット近クデ嗅イデクルヨ!」

てってってってって…

妹紅「う〜ん困ったもの…ん?何だ,何かあったのか?」
赤萃香「クンクンクン…コノ焦ゲ臭イノハ………!!!!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0890

大変!暖炉に潜り込んでいた妹紅の毛先が燃え続けていたみたいですよ!

赤萃香「オーノー!異臭ノ原因ハコレダッタノカ…」

そんな事を思っている間にも,炎はカーペット等に燃え移っていきます…

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0891

赤萃香「タイヘン!タイヘン!」
妹紅「そうだな…まったく大変な事になってきたよな…」
赤萃香「ソウジャナクッテ!」
妹紅「こんな調子じゃ何時まで経っても本殿まで辿り着けない気がしてきたぞ…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0892

赤萃香「ドウシヨウ!早ク消サナイトイケナイノニ…」

妹紅は咲夜に気をとられて気付く様子が全く無いようです…

赤萃香「消エロー!消エロー!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0893

赤萃香「フーッ!フーッ!消エテー!」
小悪魔「何だかさっきから部屋が暖まり過ぎのような…って!」
赤萃香「モウ,誰デモイイカラ早ク火ヲ消シテー!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0894

小悪魔「たっ,大変っ!!このままじゃ火事になっちゃいます!!」
黒萃香「どけどけどけ〜い!」
赤萃香「ソ,ソレハ…?」
黒萃香「こいつで火事なんかいっぱつで消してやらあ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0895

黒萃香「あいよっ!とお〜!!」

黒萃香は何かの液体をぶっかけた!

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0896

赤萃香「タ,助カッタ…」
小悪魔「危ないところでしたねえ…」
黒萃香「まあ,ざっとこんなも…ありゃっ?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0897

火の手は収まるどころか勢いを増すばかりです…

小悪魔「きゃー!な,なんだかさっきよりすっごく燃えてませんかっ!?」
妹紅「お前らちょっとは静かに…って!なんじゃこりゃー!!」
赤萃香「イ,イマゴロ気付イタノ…?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0898

小悪魔「さっきそちらの小さい方がかけた液体がまずかったんじゃないでしょうか…」
妹紅「そうか…お前が何かやらかしたんだな!」
黒萃香「い,いやぁ〜.アッシはただ火を消そうとしただけでして…」
妹紅「じゃあ聞くが,この有様は何だ?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0899

赤萃香「ネエ…モシカシテコレヲカケタノ?」
黒萃香「おうよ!」
妹紅「っておい!これお酒じゃないか!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0900

小悪魔「でもお酒ぐらいでこんなに燃え上がるものでしょうか?」
妹紅「ペロ!…この味は…お前たちいつもこんなキツイの飲んでるのか!?」
赤萃香「何デ?オイシイヨ?」

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