行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0301

萃香「…こ、これって…何?」
妹紅「バケツに箒にチリトリに…案山子か何かか??」
ゆゆ「うーん…何だか見たことある気がするんだけど…」

そう言いつつ、目の前の怪しい物体に触れようとした次の瞬間…

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0302

カチッ!

ゆゆ「……変なスイッチを踏んでしまった!」

ゴゴゴゴ…

妹紅「ゆ、床が開く!落とし穴かッ…いや、吸い込まれるっ!!!」
ゆゆ「きゃー」
萃香「あーれー」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0303

………ゴソッ…

ゆゆ「う…んん…痛たた…」
妹紅「み、みんな大丈夫か…?」
萃香「…うう、一体何が起こったんだよう…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0304

萃香「こ、ここは何処?見たところ幻想郷であることは間違いないみたいだけど…」
ゆゆ「外に放り出された…のかな??」
妹紅「ちょっと様子がおかしくないか?建物も何もないし…どこか別の所かあるいは…」
萃香「えっ!?マサカ……私たち…死んじゃったとか!!???」
妹紅・ゆゆ「大丈夫、それはない」


行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0305

萃香「良かった…それじゃ早くさっきの所へ戻ろうよ!」
ゆゆ「そうね、あんまりのんびりとしてる場合じゃないしね」

こんなところに ようむ が!

妖夢「むにゃむにゃ…クシュン!…ゆゆこさまぁ………」
どうやら二人はお互いに気付いてない様子です…

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0306

萃香「それじゃしゅっぱー…」
??「のぅあッ!!な、何だチミはっ!!」
妹紅「ん、何だチミはってか?って、私に言っているの…か…!?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0307

妹紅「お、おまえは…私!」
妹紅「そういうお前は私じゃないか!」
萃香「コレは一体…」
妹紅×2「さてはお前ニセモノだな!」
ゆゆ「(タイミングが)完璧ダ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0308

妹紅「うーむ…お前、もしかして…」
妹紅「うむ、どうやら同じ事を思いついたようだな」
萃香「???」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0309

ゆゆ「…ドッペルゲンガー、ってヤツじゃないかしら?」
妹紅×2「そのとーり!」
萃香「どっぺん…げるがー??」
ゆゆ「世界には自分にそっくりな人間が三人居る、と云われているのよ」
妹紅「そして出会うと死ぬ…という話だが…」
妹紅「そうならない、という事はここは別の次元の幻想郷…つまり平行世界という事か」
萃香「…死なないのは別の原因では?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0310

ゆゆ「…という事は、そうだ!良い事思いついた!!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0311

バチューン!

ゆゆ「…えっと、何だっけ?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0312

萃香「もう、しっかりしないと駄目だよ!」
ゆゆ「まあまあ、怒ると血圧上がるわよ…あっ!」
萃香「今度は何?」
ゆゆ「…脇、脇の隙間、スキマ…そうそう、思い出した!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0313

ゆゆ「ココが平行世界ならこちらの世界にはこちらの世界の紫が居る筈!」
萃香「そうか!こちらの世界の紫に私たちの世界との境界を弄ってもらえば…」
ゆゆ「うふふふ…この冥探偵に解けない謎はなーい!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0314

ゆゆ「…それじゃ早速、紫を起こしに行くわよ!」
萃香「…その手に持っているのは何?」
ゆゆ「ばずーか!」
萃香「はぁ、左様で御座いますか、ってどこからそんな物を…」
ゆゆ「どこって、そこに落ちてた」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0315

ゆゆ「それじゃスタンバイ宜しくお願いしまーす」
萃香「えっ!…ちょっ、これは、えっ?えっ?」

萃香、セットアップ完了!

ゆゆ「ふぁーいぶ、ふぉー、すりー、とぅー、わん、発射!!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0316

萃香「起こしに行くって私一人でっていう意味だったのねーーーーー……」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0317

萃香 は 星になった

ゆゆ「見て、あれが萃香の星よ!何てろまんてぃっく…」
妹紅「おいおい…あれで本当に大丈夫なのか?第一ソイツがまだ何処にいるかも分かってないのに…」
ゆゆ「…さあ?紫は神出鬼没だからねぇ」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0318

チルノ「見て見て!流れ星!流れ星!」
レティ「何言ってるの?こんな真っ昼間からそんなの見える訳ないじゃないの」
チルノ「ほんとだって!ほら見て…って大変だ!!こっち落ちてくるよ!!!」
レティ「はいはい…(やっぱりこの子は頭が残念賞…)」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0319

萃香・チルノ「もうだめだぁ〜〜」
レティ「???」

その時…

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0320

ピッ…
レティの頭上の空間に裂け目が!

チルノ「なっ…妖刀なんとかブレードが空間両断跳躍を果たしたー!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0321

ナイスキャッチ!

萃香「………あれ?…助かった、の??」
紫「大丈夫かしら、おチビさん?」
萃香「…あ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0322

萃香「わあ!凄い偶然。あなたの事探してたのよ!」
紫「…私を?」
萃香「そうそう♪詳しい話は幽々子にしてもらうとして、まずはみんなのトコに戻るよ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0323

紫「…幽々子?うーん、まあ会うだけ会って見ましょうか」
萃香「ささ、急いで急いで!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0324

萃香「みんなー見て見て!紫を見つけたよー」
ゆゆ「うふふ、これも全て私の計算どおり…」
萃香「…絶対嘘ダ!!」
紫「あなたは…幽々子って?知り合いに似てるような気がするけど…」
ゆゆ「それではご説明しましょう…」

かくかくしかじか

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0325

紫「なるほどね…そういう事ならお安い御用!」

ぱっぱかぱっぱぱーぱーぱー

紫「次元刀〜」
萃香「おおぉ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0326

紫「わが道に敵なぁーし!!」

ズバッ!!

ゆゆ「これはまた随分と派手に切り開いたわね…」
紫「やりすぎちゃった。てへ♪」
萃香「年甲斐もなく可愛く誤魔化しても無dごめんなさい刃先をむけないでください」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0327

妹紅「なあ姉妹、どうやらお別れの時間のようだ…」
妹紅「なあに”時間”はたっぷりある。きっとまたいつか会える日が来るさ…」
萃香「ちょっといない間にすっごい絆が深まってるけど…」
ゆゆ「子供は知らなくて良いのよ」
萃香「???一体何が…???っていうか自分も子供の癖に」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0328

ゆゆ「それじゃ世話になったわね〜」
萃香「ありがとう、助かったよ〜」
妹紅「達者でな〜」

紫「…何だか騒々しい連中だったわね。まあいいわ」

ぺたぺた

紫「これで、よし。開いた隙間も閉じた事だし、そっくりさんのトコに御茶でも頂きに行こうかしらね」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0329

ゆゆ「スキマの中…凄くあったかいわね…」
萃香「あそこに光が…きっと出口だよ!」

こうして幽々子達は元の世界へと帰還を果たしたのだった。

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0330

ゆゆ「さっきの所に戻ってきたみたいだけど…」
萃香「あの案山子みたいなの無くなってるね…それに少し明るくなった?」
妹紅「しかし油断するんじゃないぞ、ほら、足元…」
ゆゆ「これは…すっごいすべる床だ!」
萃香「床の矢印の先にはマルとバツの壁が…どちらかが正解という事?」
ゆゆ「問題も何も出て来ないんだからマルが正解に決まってるわ!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0331

萃香「そんな…また安直な…」
ゆゆ「大丈夫!このところ私の推理が外れた事があったかしら?」
萃香「う…確かにそうだけど…」
ゆゆ「それじゃここは背の低い者順に乗ってみましょう!」
萃香「ええ!そんな…やっぱヤダよ!」
ゆゆ「いいから、私を信じなさい!」
萃香「たーすーけーてー」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0332

妹紅「あっ!あんな所に骨付き肉が!」
ゆゆ「えっ!どこどこどこどこ!?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0333

妹紅「そこそこ、そこだって!ほら良く見て!」
ゆゆ「どこどこ…」

ドン!

ゆゆ「あ…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0334

ゆゆ「あああ、すっごいすべるぅぅぅぅーーー…」

ばきーん
幽々子はマルのパネルをぶち破った!

妹紅「全く…お前も大変だな」
萃香「うえーん…恐かったよう…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0335

ゆゆ「あっ!こ、これは泥んこプール!!…という事は私が間違っていたというk…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0336

ゆゆ「ぶっ!」

幽々子の推理はみごとに外れた…

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0337

てってっ! てれれれれっ、てれれれれっ、てれれれれっ!あーっ ウッ!!

ゆゆ「な、何?時間が巻き戻る…で、また落ち、また戻、ま、あ…あれれ?」

何だか昔の決定的瞬間・ハプニング集みたいな事になっているようです

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0338

咲夜「全く、追いついたと思ったら一体何して遊んでるのよ…」
ゆゆ「あっ!あなたは…」
咲夜「さ、さっさと先に進むわよ…」


行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0339

ゆゆ「そんな事より!骨付き肉はどこ?見当たらないわよ…」
妹紅「本当に食欲の塊みたいなヤツだな…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0340

咲夜「そうそう、それならさっき×の部屋にあるという情報を…」
ゆゆ「それよ!早速行って来る!!」
咲夜「え?」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0341

ゆゆ「それじゃみんな、後は任せたわよ!」
萃香「ちょっと!何処へ行…」
ゆゆ「幽々子、行っきまーす!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0342

ゆゆ「やっぱりすっごいすべるわぁー…」
萃香「…行っちゃった」
妹紅「ああ、そうだな」
咲夜「…頭痛くなってきた」


行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0343

5分経過

萃香「…遅いね」
咲夜「私たちも行ってみる?」
妹紅「そうだな…だが何があるか分からないから、まずは誰か一人で様子を見にいくべきだな」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0344

咲夜「それじゃ公平にじゃんけんで決めようか」
萃香「よーし勝負事なら負けないぞ!」
妹紅「…よし、見えた!勝負!!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0345

萃香「じゃーん」
妹紅「けーん」
咲夜「(プライベート…)ぽー…(スクウェア!)」

ピタ!

咲夜「(良し、勝った!…そして時は動き出す)ん!」


行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0346

妹紅「あう、負けたか…」
咲夜「あら、ごめんあそばせ〜」
萃香「ぐ…何んだか分からないけど腹が立つなー!」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0347

妹紅「悪いけど次は勝たせて貰うよ」
萃香「実は私、初めに会った時からあなたとは一度戦ってたかったんだよ!」
妹紅「ジャンケンぐらいで大袈裟な…」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0348

萃香「(啖呵切ったはいいけど何を出すべき迷うな…こういう時は…)むむむ〜っん」

萃香は「情報」を集めている様です…

妹紅「(ん、何だ?スペル…カードか?…一体何のつもりだ???)」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0349

萃香「(…よし、読めた!妹紅の次の手は高確率でグーだ!)こちらはいつでも準備オッケーだよ!」
妹紅「そっか、それじゃはじめようか〜」
萃香「…何その余裕は???」
妹紅「んふふーさあてね」

行き当たりばったり日替わり1コマ漫画 0350

萃香「…何だか嫌な予感…けど!やるしかない!自分を信じてー!」
咲夜「はいはい…いいからさっさする!はい、それじゃせーの!」

じゃーんけーん…

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