![]() 天子「衣玖さん。こうなってしまいますと、何か手は残されていないんでしょうかねえ?」 衣玖「残念ながら…近隣の皆様は速やかに避難して下さい」 天子「ありがとうございました。はい、次は…特集です」 衣玖「人間の里を守るため傷つき倒れた名も知らぬ少女。彼女の勇気を称え最後のお別れを…」 ![]() 天子「ああーっとお!」 衣玖「ど、どうしました!?」 天子「これは…私は夢でも見ているんでしょうか!?」 ![]() 衣玖「一体何をそんなに…ああっ!」 天子「どうした事でしょうか!?巨大球の軌道が突然変わりました!!」 衣玖「今まで来た道を戻り始めましたね」 ![]() 天子「しかし一体何故?もしやさっきの少女が…」 衣玖「いえ、どうやらそうではないみたいですよ…ほらアレ!!」 天子「…巨大球の上に人影が!!」 ![]() ??「えっほ、えっほ…」 天子「衣玖キャスター…アレは一体何者なんでしょうか?」 衣玖「分かりません。すみませーん、カメラさんもっとアップで映せませんかー?」 ![]() ルーミア「そーなのかー?」 衣玖「違う!あなたは呼んでません!ついでにそっちをアップにしても何も見えません!」 天子「どんどん離れていきますねえ…まあ一先ず安心といった所でしょうか」 ![]() 天子「はい、ここで番組からのお知らせです」 衣玖「当面の危機は去りましたが、巨大球の情報を引き続き募集します」 天子「皆様のご協力をお待ちしております」 ??「えっほ、えっほ」 ![]() てゐ「よっ、はっ!」 なんと、てゐが玉乗りの要領で輝夜を乗りこなし輝夜! てゐ「よーし、だいぶコツが掴めて来たウサ!」 ![]() てゐ「コレを使ってあいつ等まとめてぺっちゃんこにしてやるウサ!」 てゐの脳裏に苦い記憶が甦る てゐ「アイツとアイツと、あと特にアイツだけは絶対許さん!」 ![]() てゐ「それにしても…でっかい玉ウサね。これがあれば幻想郷征服も夢じゃない…ふ、フフフ…」 輝夜「あー!ひょっとして誰か居るのー?」 てゐ「フがっ!?い、今の声は…!?」 ![]() 輝夜「うーん、何か聞いたことのある声が聞こえたような…」 てゐ「や、やっぱり!?でも何でこんな玉に…いや、それより早くごまかさないと!」 輝夜「ちょっとー!聞いてる?早く止めてよー!」 ![]() てゐ「ゴホン…アーアー、ワレワレハウチュージンダ!(鈴仙の声ってこんな感じかな?」 輝夜「むっ!やっぱり聞いたことのある声!」 てゐ「ヒ、ヒトチガイウサ!キットキノセイウサ!」 ![]() 輝夜「ははあん。分かったわよ!アナタの正体!」 てゐ「ギクウ!」 輝夜「因幡のせいにしようたってそうは行かないわよ…イナバッ!」 ![]() てゐ「ヘッ!?」 輝夜「とぼけたって無駄!宇宙人だなんて、うっかり自分の正体をバラしちゃった事にまだ気付かないの!?」 てゐ「アッー!ス、スミマセン、ヒメ!オユルシヲー!」 輝夜「だーめ!あとでお仕置きよ!」 てゐ「ヒーン!(ふう、とりあえず誤魔化せた…かな?」 ![]() ?「何でもいいから早く止めてー!」 てゐ「…今のは…姫?じゃない…」 ?「聞いてるー……?」 てゐ「…おかしいな。他に誰も居ないのに…」 ![]() ?「ねえ!無視しないでブッ!!」 てゐ「うひぃっ!?なっ、何か柔らかいの踏んづけた!!」 ?「ひどいわねえ…」 ![]() てゐ「うわあぁっ!?な、何者!?」 雛「私?いいでしょう、ご説明しましょう…と、その前に…」 てゐ「???」 ![]() 雛「一旦お別れの時間がやってきたようです…」 てゐ「ええっ!?」 雛「それでは、また一回転後にお会いしましょう…さらばー!」 ![]() てゐ「な、何だったんだ今のは…お、来た」 雛「私はただの通りすがりの厄回収業者です。それではまた次周ー」 てゐ「何でもいいけど忙しいヤツウサね…」 ![]() 雛「この玉は非常に危険よ。さあ、早く止めるのよ!」 てゐ「えー。嫌だよ!これからコイツで復讐しにいくんだから!」 雛「復讐?何があったか知らないけれど馬鹿な真似はよしなさい!」 ![]() てゐ「お前には関係ないウサ!」 雛「いい?もう一回だけ言うわよ、今すぐ止めるのよ!」 てゐ「さっきからごちゃごちゃと…うるさいヤツはこうしてやるウサ!」 雛「あああっ!!」 ![]() てゐ「あれ?埋まってると思ったらノシイカみたいにぺっちゃんこだったのか…」 雛「あーれー!風で飛ばされるー」 てゐ「まっ、これで邪魔者は居なくなったことだし、さっさと奴らを探しにいくぞー!」 ![]() 霊夢「………」 早苗「………」 諏訪子「………」 咲夜「うっ…ギギギギ…」 ![]() 霊夢「それにしても…どうするのよ、アレ」 諏訪子「どーしよー!どーしよー!」 早苗「あっ!オーパッキャラマド♪」 咲夜「歌ってる場合かー!」 ![]() 霊夢「やーい、おーこられた怒られた♪」 咲夜「あんたまで…おぜうさまの一大事というのに…」 霊夢「よーし、罰としてアンタ一番に行きなさい」 早苗「え、わ、私がトップバッターですか!?」 ![]() 霊夢「そうよ、アンタん家のペットでしょう?何とかしてあげなさいって」 早苗「そんな、急に言われても…う〜ん」 赤萃香「イヤー、ソレニシテモデッカイデスナア」 黄萃香「一目瞭然、大兵肥満」 赤萃香「私達デナントカデキルカナア?」 ![]() 霊夢「やれやれ、頼りない神様達だことで…」 早苗「うっ…」 霊夢「こんな事じゃ信仰なんか集まらないわよ…んっ?」 ![]() 早苗「何か飛んでますね」 赤萃香「方向ヨーシ!当タレー!」 黄萃香「百発百中!」 ![]() 諏訪子「アッー!」 早苗「あれは…ナイフですね」 霊夢「ほーら、アンタがぐずぐずしてるから」 ![]() 咲夜「だーっ!な、なんて事を!!」 霊夢「って、あんたがやったんでしょう?」 咲夜「そんな訳無いでしょう!嗚呼、おぜうさまに当たりでもしたら…」 ![]() 霊夢「じゃあ一体誰が…ナイフなんて使うのはアンタ以外に…」 赤萃香「エーンヤコラ、ドッコイショ!」 霊夢「…居た。アレか」 ![]() 咲夜「こらー!あんた達何やってるのーっ!!」 赤萃香「アッ!見ツカッタ!」 咲夜「しかもそれ私のナイフじゃないの!!」 ![]() 赤萃香「勝手二使ッテゴメンヨ」 霊夢「んで、そんなもので何して遊んでるのよ」 黄萃香「妖怪退治!装填完了、砲撃待機中也!」 ![]() 霊夢「あんた達じゃ無理よ、危ないから下がってなさいって」 咲夜「ああもう、油断も隙もあったものじゃないわね…これは返してもらうわよ」 黄萃香「残念無念」 ![]() 赤萃香「何ダ、折角下ノ人ヲ助ケテアゲヨウト思ッタノニ…」 霊夢「そうなの?でもナイフの一本や二本で倒せるようには見えないけどねえ」 赤萃香「アア、ソレナラ別ニヤッツケナクテモ大丈夫」 ![]() 霊夢「大丈夫って?」 赤萃香「ナイフノ当タリ所ガ良ケレバ上カラ飛ビ出スハズナンダケドナア」 霊夢「何か昔の玩具みたいね…」 ![]() 諏訪子「理由はどうであれ、いきなり刺すなんて酷いよ!」 霊夢「第一、何で飛び出してくるのよ?」 赤萃香「エーット、ソレハネエ…」 ![]() 赤萃香「ナイフガ中マデ貫通シテ…」 霊夢「ふむふむ」 赤萃香「下ノ人ノオ尻二刺サッテ…」 諏訪子「ほうほう」 赤萃香「痛クテ飛ビ上ガッテクル」 ![]() 咲夜「そんな酷い事考えてたのッ!?却下!却下よ!!」 赤萃香「エー、名案ダト思ウノニ…」 永琳「ねえ、さっきから一体何をもめてるのよ? ![]() 咲夜「ぬあー!アンタまで!見てわからないの!?おぜうさまの一大事なのよ!!」 永琳「一大事って…どこが?」 咲夜「どこがもここがもアレの下敷きになってるのよ!ぺっちゃんこよ!!」 ![]() 永琳「またまたぁ…そんな訳無いでしょうが」 咲夜「ふえっ!?」 霊夢「………あっ、そうか」 ![]() 咲夜「どういうことなの…」 霊夢「よくよく考えたら帽子の構造上、ぺっちゃんこは無いわよね」 永琳「そうそう、ちょっとは落ち着いて考えなさいよ」 ![]() 咲夜「…という事は、おぜうさまは無事…かも!」 霊夢「といっても、アレを何とかしないとやっぱり危ないんじゃないの」 咲夜「…おぜうさま!咲夜めが今お助けしますよ!」 ![]() 霊夢「ハッ!あんたまさか…」 諏訪子「うわー!ま、まって!それだけは!!早苗ー、何とかしてー!」 早苗「ふえっ!?わ、私がですかっ!?」 ![]() 霊夢「そうよ、早くしないとザックリやられちゃうわよ」 諏訪子「どかーん!どかーん!聞こえなーい!」 早苗「あまり諏訪子様を脅さないでくださいよ…もう、仕方が無いなあ」 ![]() 咲夜「それではさっそく…その腹掻っ捌いて中身を引きずり出してやるわ!!」 諏訪子「ぎゃー!!さなえー!!」 早苗「一つ山超えホンダラホイのホイ!」 ![]() 霊夢「ちょっ!?これは!?」 早苗「風よ…私に力を…!」 霊夢「ま、待ちなさい!こんな建物の中で…きゃぁ!!」 ![]() 早苗「はっぁぁぁぁっ!!」 諏訪子「あっ!畳が剥がれる!」 早苗「風神畳返しの術ー!」 ![]() 咲夜「何よこの風!?…あっ!帽子が!!」 霊夢「畳ごと引っ繰り返ったわ!!」 永琳「カエルが引っ繰り返る…ぷーっ、クスクス…」 霊夢「アンタはこんな時に…」 ![]() チルノ「うわあ!何だ急に!!」 ウドンゲ「むぎゅう…お、重い…」 早苗「…ふう、ざっとこんなものかしら?」 |