デンデンデンデンデッデッデー デンデンデンデンデッデッデー => PUSH START BUTTON ピッ 「わたしみすちー!幻想郷1の歌好き女の子! 今夜も一晩、歌って歌って歌いまくるわよー!」 「あっ! あんな所に美味しそうな”めめぞ”があるだぎゃー! 誰も見とらんうちに拾って喰わなあかんて〜♪」 ご馳走を見つけてテンションMAXのみすちー。コーチンモードに突入の様です。 バサッ! 「キャー!こっ、コレは罠ッ!暗いよ恐いよ狭いよー」 突然の出来事にみすちーは混乱した! 「落ち着け!こんな時こそ落ち着くのよ、ミスティア! ヒッ、ヒッ、フー、ヒッ、ヒッ、フー…。よし、落ち着いた。 それにしても、一体誰がこんな罠を…」 「く…下等妖怪か…」 「誰っ!?」 「あなたは…獣の数字の吸血鬼ッ!」 「さあ、大人しく私の一部となるがよい…」 みすちー、ぴんち! 「ごめん…みんな…私帰れそうにないよ…。でも…コイツだけは…」 辺り一面が光で満たされて行く… みすちーの身に何が起こったのか!みんなって誰だ! 次の朝、白玉楼に一室を構える西行寺探偵事務所に一本の電話が入った。 「はい、こちら西行じ…」 「ワタシだ」 「ボス? …わかりました、すぐに向かいます」 おやおや、どうやらおシゴトのようですねぇ(CV:滝口順平 「妖夢!急ぐわよ!」 そう言うと主は屋敷の柱を折りはじめたのです… 「ウホッ、いい桃白ぱ…じゃなくて普通に行きましょうよ…。」 「いいじゃない、私の屋敷をどうしようと私の自由でしょう」 「修理をするのは私なんですよ…」 「解かってるじゃないの」 「それじゃあ、この前新聞屋が置いていったコレを使ってみましょう♪」 ぱーっぱ、ぱーっぱ、ぱぱらぱ〜! 「これは…天狗の…抜け穴ですか?」 「そうよ。さあ、さっき口答えした罰としてあなた先に行きなさい!」 「きゃー」 「妖夢、遅いわね…おや?これは説明書… なになに、天狗の抜け穴は入り口と出口を作らないと通れません… じゃあ、妖夢は一体どこへ…?」 「私じゃないわよ。」 「まだ何も言ってないわよ、紫。っていうかいつから其処に?」 「だから私じゃないって。」 「見なさい、門が閉まるわ…」 「妖夢をッ…持っていかれた!?」 「あいたたた…もう!何で私がこんな目に…」 (それよりここは何処だろう?現場に着いたのかな?) 「誰だね?君は…」 「あっ、幽々子…様?何を仰ってるんでしょうか?(ヒゲ!?)」 「幽々子?ワシは、サイ・ギョウジー・ユユユ伯爵だが…」 「そんなっ!私ですよ!妖夢です!」 「さあ、知らんな。ではワシは急ぐので…」 (なんて事!私はパラレルワールドに来てしまったのか…これから一体どうすれば…) 「おい!お前!」 「は、はいっ!」 「誰が私の服を着て良いと言ったッ!?」 「なっ、私の半身が服を…????」 「何て口の利き方だ! その口から垂れる全ての言葉の前と後に”みょん”を付けろと普段から言っているだろう!」 「はっ!と、言う事はコチラの世界の私はもしや…」 「えっ…?あ、あのっ?私が二人??」 「キャー!恥ずかしくて直視できない!」 「なっ、なんて格好!恥ずかしい格好禁止!!」 「みょん…わたしはいつもこんなんなので平気ですよ…」 「私が平気じゃなーい!こっ、これ貸してあげるからこれ着なさいっ!」 「み゛ょーん!今度は私の着るものが無くなったーッ!」 服が無い。何か代わりに隠すものは?お正月らしく羽子板だ!すげえ! 「おっ、お借りしまーす!」 「どうしようどうしようどうしよう…助けて幽々様… このままでは変態の十字架を背負っていかなければならなくなってしまいそうです…」 一方そのころ、幽々子達は… ゆゆ「しょうがないわね、こうなったら…」 紫「助けに行くのね。なかなか従者想いじゃないの」 ゆゆ「あなたが助手をやりなさい!」 紫「ええー。もう、しょうがないわね」 げんばにつきました ゆゆ「ゆかり ちゃん、ほな、そうさをはじめましょ!」 紫「なんでエセ関西弁なのよ…」 紫「まあいいわ。それじゃあ片っ端からしらべてみましょう」 ゆゆ「むっ!この”みみず”があやしいわ!」 紫「これを私が掴むの?まあ素手じゃないからいいけど… それよりも、このカーソルみたいな扱いが気に入らないわね」 ゆゆ「まあまあ」 ゆゆ「こっ…これはっ!」 紫「な、何か解ったの!?」 ゆゆ「旨いっ(ぱーぱっぱぱー♪)」 紫「喰ってるー!!」 ??「どうも、良くお越しくださいました」 ゆゆ「あなたは…?」 チルノ「私、九曲署のチルノ警部と申します!捜査のご協力感謝いたします」 紫「そういえば私はまだ何があったか聞いてないわよ」 ゆゆ「私もー。しっかりしてよね、助手」 紫「あなた何しに来たのよ、というかよくココに来れたわね…」 チルノ「実は昨晩、この近辺の妖怪から何者かが争っているとの通報が入りましてね…」 ゆゆ「わかった!そいつが犯人ね!」 紫「少しだまってなさい」 チルノ「駆けつけたところ既にホシの姿はなくガイシャもホトケも見当たらなかったそうです」 ゆゆ「マルキュウ・ガイシャ・ホシといいたいだけとちゃうんか、と」 紫「いいから黙ってなさい」 紫「それじゃあ、ここで何が起こったかを調べればいいのね」 チルノ「われわれだけでは全くのお手上げなんです、頼みますよ」 ゆゆ「あら、こんなものが落ちてるわ…」 テレレンテレレンテレレ〜ン♪ 紫「怪しいわね、もっと良く調べてみましょう」 ゆゆ「あっ!これ取れるわよ!」 一同「こ、コレは…」 ボゥ〜ン ゆゆ「弾ね」 紫「球ね」 チルノ「タマ、ですね」 紫「星が一つ入っているわ」 チルノ「ホシが一つですね」 ゆゆ「やっぱり…ホシと言いたいだけと…」 紫「黙りなさい」 紫「見て!玉から光が…」 チルノ「光が…導いてくれている??」 ゆゆ「いざ、ご馳走のある地へ…」 紫「多分それはない」 チルノ「こちらは私の部下の刑事妖精刑事です。まだ半人前ですが、同行させてやってください」 大妖精「マルキュウさんの分まで頑張りますので、宜しくお願いします!」 紫「どうも、よろしくね(デカようせいデカ…言いにくっ)」 ゆゆ「たのむわよ(おなか減った…)」 大妖精「ではさっそく参りましょうか」 紫「そうね、出発よ幽々…」 ゆゆ「…ゴックン」 大妖精「あっ!」 紫「……食べたわね…」 ゆゆ「タベテナーイ」 紫「食べたでしょ」 ゆゆ「タベテナイヨ」 紫「しょうがない、私の力で…」 ゆゆ「タベマジダーア゛ーゴベンナザイー」 紫「さあ、それじゃあライフとデスの境界を操って球を摘出するわよ」 ゆゆ「その…手に持っているのは何かしら?」 紫「これ?唯の偶数弾だから、動かなければ大丈夫よ!」 ゆゆ「アッー!」 ピンポンパンポーン♪ 大変ショッキングな場面につき映像を差し替えさせて頂いています。 紫「あら…?これは…えっと…これかな?」 ごそごそ…ムニュッ。 大妖精「あっ…そ、それは…んっ……私の………お、おま…」 紫「前が見えないから難しいわね…」 大妖精「それは私のっ、”おまんじゅう”ですっ!…きゃっ…」 紫「えっ?あら、どうやら違うところを弄っていたようね…おっと手が滑った!」 ずぶっ! 大妖精「ぎゃあー!”おまんじゅう”を突き抜けてハートを直に鷲づかみッ!」 紫「あっ、あっ、いや、これはあれよ、吸血鬼除けの”おまじない”よ」 大妖精「じッ、殉職しちゃうッ!」 紫「よし、取れた」 大妖精「これは…すごく…バッチイです」 紫「もう食べられちゃ駄目よ」 紫「ところでこの球って一体何なのかしら?」 大妖精「あっ、これ知ってます!なんでも七つ集めると龍が出てきて何でも言う事聞いてくれるそうですよ」 ゆゆ「龍…龍料理はこの前食べ損ねたわね…」 紫「喰べなくて宜しい。でも、それが本当の話なら、これを集めて事件を解決してもらうってのはどう? 幽々子もそう思わないかし…ら?」 おや?幽々子のようすが… 紫「なっ!えっ?何っ??」 ゆゆ「…………」 紫「まさか…球の力で進化したっていうの??」 ゆゆ「……ろうやらそうみらいね…あり?」 大妖精「そんな!声まで変わって!」 紫「とりあえずこれでよし、っと」 ゆゆ「しちゅれいね、わらしはもらさないらよ」 紫「はいはい」 大妖精「とりあえず見た目は子供でも頭脳は大人のままみたいですね」 ふらふら 紫「あら?一人で立てるの?」 ピタッ! 紫「ん?」 大妖精「??」 ゆゆ「………っ……っう………びえええええええええん!!!」 大妖精「泣いた」 紫「しょうがないわねー、ほら、スキマスキマー」 大妖精「こわっ!」 紫「泣き止まないわね…」 大妖精「おなかが空いてきたんじゃないでしょうか?」 紫「それは何時もの事よ…」 紫「よし、良い事を思いついた!あなたオッパイ出しなさい!」 大妖精「えっ!な、そんな急に…その…確かにさっきは中途半端に終っちゃいましたけど…」 紫「???何言ってるのよ?ほらさっさと出しなさい!」 大妖精「そんなっ!私まだ心の準備が…っあ…んっ……そんなに強く吸っちゃ駄目ですよ……」 紫「ほら、泣き止んだ」 ちゅーちゅーちゅーちゅーちゅーちゅーちゅーちゅーちゅーちゅーちゅーちゅー…ちゅっぽん! ゆゆ「ふう、生き返った!」 紫「なんだか心なしか成長したみたいね」 大妖精「…ぁ………ぅ…なん…j…こりゃ………かゆ…うま…」 紫「…っ!!…ちょっと!大丈夫…じゃないわね、これは」 ゆゆ「刑事妖精刑事…彼方の死は無駄にはしないっ!」 紫「あんたがやったんでしょう」 |